ひとすじブログ米搗き歌

Oversea ごはん パート2

oyakodonn.gifモルディブごはんレポート2

モルディブでの滞在最終日のお昼ご飯でのこと。

その日のビュッフェは日本がテーマで、日の丸の旗が入口に架けられていました。何があるんだろうと思っていたら、サラダの次に並んでいたおかずが“Oyakodon”親子丼?プレートにそうかかれたその親子丼は米はやっぱりインディカ米、そして玉ねぎとチキンが卵でとじられて上にかかっており、全体がしょうゆだし色に染まっていてなかなかそれらしい。上にミックスベジタブルとパプリカが散りばめられているのが違和感があるけど面白い。

ちょっと笑いながらお皿によそっていると、後ろから「ごはんおいしい?」と片言の日本語で話しかけられました。振り向くとウェイターさんではなく、スーツのジェントルマン。名札が付いていたので、レストランの責任者かな?と思い、ゆっくりと日本語で「美味しいですよ。今日は親子丼ですね?」と言いました。するとその親子丼をのぞきこんで彼が「これおやこどんじゃないね、おやこどんはヌードルでしょ?」って言うんです? へっ?ヌードル?私はここで親子丼が食べれるなんて嬉しいっていう意味で言ったんだけど?

彼がおもむろに親子丼ではないと勘違いしているそれをじっと見ながら携帯を取り出したので、あわてて「チキンと卵とごはんだからこれは親子丼でOKですよ!」ってこちらも片言の英語で言ったけれど、彼はうなずきながら私に一礼し、去っていきました。

う〜ん、伝わってない気がするなぁと心配しつつ食事をしていると、コック帽を被ったシェフらしき人が私達のテーブルまでやってきました。彼はうつむいて申し訳なさそうにつたない日本語で「あの・・・ごめんなさい、おやこどん・・・」と言って頭を下げるんです。やっぱりあのジェントルマンに“これは親子丼じゃない!”って怒られて謝りにきたんだ〜!なんとか誤解を解くべく私も旦那サマも必死に「コレは日本の親子丼と同じで美味しかったよ!」って(言ってるつもり)英語で彼に訴えるとちょっと安心したように笑顔になり、「Thank you」と言って去っていきました。

なんだかとっても申し訳ない気分。後姿もとぼとぼしてたし・・・。「間違ってないよ!」の言葉がとっさに出てこなかった英語力の無さに反省した出来事でした・・・。

ページトップ