ひとすじブログ米搗き歌

加藤作 雑穀ロールケーキ♪

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今日営業部の加藤ちゃんがケーキを作ってきてくれました!なんと「雑穀入りロールケーキ」ほのかに色づいた生地にぽつぽつみえるのが雑穀です。黒米・赤米・もちきび・粟・はと麦・・・などなど。しかもクリームは豆腐クリーム!甘みはメープルシロップを使ってあるそうな。なんてヘルシーなケーキ!前田も飾りつけをお手伝い。クリスマスバージョンにしちゃいました。

彼女は雑穀がまだ少し固かったのを気にして「改良の余地アリだからみんなには試食してもらえない〜」って職人魂を覗かせていましたが、生地もしっとりふわふわで私はぺろっと美味しくいただきました。豆腐クリームがなかなか食べ応えあり!改訂版でハーベストシーズンの12月のレシピにアップさせるのでお楽しみに〜

Overseaごはん パート4

シンガポールのチャイナタウンでは米粉麺ビーフンを使ったシンガポール名物のRaksa(ラクサ)を食べました。チャイナタウンと言っても横浜の中華街と一風変わってシンガポール色が強く出ていたように感じました。ラクサは、たっぷりのココナツミルクを使ったダシの利いたスープにビーフンを入れて食べる料理。かなりこってり系でしかも辛い。

タイやマレーシアにも同じラクサと呼ばれる料理があるようですが、国ごとにかなり違いがあるそうです。海老でだしをとったスープが主流で上に乗る具材は有頭えびや生の貝、スモークチキンなど盛りだくさん。

日本人には好き嫌いが分かれると言いますが食べるお店によってその味にかなり違いがあるみたいなのでシンガポールに行かれる機会があったら是非いろんなお店で食べ比べてお好みのラクサ探しに挑戦してみて下さい!

Overseaごはん パート3

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連載お米料理連載!なんておっきなことをいいつつ1週間以上空いてしまいましたが、シンガポールで日本で言うおはぎのようなお米スイーツに出会いました。

「どれ?」って感じですよね。写真の上の方、三角の形をした黒いものがそうです。餡が内側なのでおはぎともちょっと違うかもしれません。外側が黒米のおもち(黒米はもち種なので)がつぶつぶを程よく残したまま甘くしたもので包まれており、内側には白餡が詰まっていました。黒紫色のお餅に上には飾りの緑の葉っぱ、外観はなかなかインパクトがあります。黒米スイーツは初めて食べましたがなかなか美味しかったです。1個食べたらお腹いっぱいになりましたが。

その左隣には名古屋名物ういろうに良く似たお菓子も。ういろうと同じ作り方なら材料は上新粉なのでお米スイーツと言えますよね。目でも楽しませてくれた料理やスイーツ達。どうやらシンガポールの方は華やかな外観の料理がお好みのようでした。

Oversea ごはん パート2

oyakodonn.gifモルディブごはんレポート2

モルディブでの滞在最終日のお昼ご飯でのこと。

その日のビュッフェは日本がテーマで、日の丸の旗が入口に架けられていました。何があるんだろうと思っていたら、サラダの次に並んでいたおかずが“Oyakodon”親子丼?プレートにそうかかれたその親子丼は米はやっぱりインディカ米、そして玉ねぎとチキンが卵でとじられて上にかかっており、全体がしょうゆだし色に染まっていてなかなかそれらしい。上にミックスベジタブルとパプリカが散りばめられているのが違和感があるけど面白い。

ちょっと笑いながらお皿によそっていると、後ろから「ごはんおいしい?」と片言の日本語で話しかけられました。振り向くとウェイターさんではなく、スーツのジェントルマン。名札が付いていたので、レストランの責任者かな?と思い、ゆっくりと日本語で「美味しいですよ。今日は親子丼ですね?」と言いました。するとその親子丼をのぞきこんで彼が「これおやこどんじゃないね、おやこどんはヌードルでしょ?」って言うんです? へっ?ヌードル?私はここで親子丼が食べれるなんて嬉しいっていう意味で言ったんだけど?

彼がおもむろに親子丼ではないと勘違いしているそれをじっと見ながら携帯を取り出したので、あわてて「チキンと卵とごはんだからこれは親子丼でOKですよ!」ってこちらも片言の英語で言ったけれど、彼はうなずきながら私に一礼し、去っていきました。

う〜ん、伝わってない気がするなぁと心配しつつ食事をしていると、コック帽を被ったシェフらしき人が私達のテーブルまでやってきました。彼はうつむいて申し訳なさそうにつたない日本語で「あの・・・ごめんなさい、おやこどん・・・」と言って頭を下げるんです。やっぱりあのジェントルマンに“これは親子丼じゃない!”って怒られて謝りにきたんだ〜!なんとか誤解を解くべく私も旦那サマも必死に「コレは日本の親子丼と同じで美味しかったよ!」って(言ってるつもり)英語で彼に訴えるとちょっと安心したように笑顔になり、「Thank you」と言って去っていきました。

なんだかとっても申し訳ない気分。後姿もとぼとぼしてたし・・・。「間違ってないよ!」の言葉がとっさに出てこなかった英語力の無さに反省した出来事でした・・・。

Oversea ごはん!?

a%20578-2.jpg皆様、お久しぶりです。
私事で恐縮ですが、前田が今の苗字になったのは今夏。
すこし落ち着いた今月6日からつい昨日まで、特別休暇を使って新婚旅行に行かせていただきました。
訪れた先はモルディブ・シンガポール。
以外や以外、多くのお米料理に出会うことが出来ました!
お米に出会うたび嬉しくて「冷めちゃうよ〜」って言われながら
いろんな角度から写真をパシャパシャ。
ちょっと怪しかったかも・・・。

せっかくなので“海外版! つれづれ米日記”と題して
ちょっとした連載を勝手に組ませていただいちゃいます。
では第1回、6日間滞在したモルディブ ご飯レポート1!!
シンガポールはともかく、モルディブってどこだ!?と
上司・同僚・友達みんなに聞かれました (^^;)

前田は趣味でダイビングをしているので海を愛しています。
モルディブは海がきれいな南の島、スリランカ南西のインド洋に
位置していて26の環礁や約1,200の島々から成る共和国です。
そのうち約100の島がリゾートとして開発されており、1つの島が歩いて1週出来るほどの大きさの為、1島1リゾートが主。日本人・韓国人の他、ヨーロピアンも多く訪れているため、私の滞在したリゾート内には日本食レストランもあり、メインレストランではビュッフェスタイルが定番。

そこでは観光業の次に経済の基盤となっている水産業から得られる多くの魚介類のほか、スパイスの効いたカレーにガーリックライス、観光客に合わせてパスタや日本のどんぶり(・・・らしきもの)も出されていました。もちろん、日本米は存在しません。出されているお米料理は全てインディカ米。皆さんの記憶にも未だ残っているはず、お米の大凶作のときにたくさん目にした粘りが少なくて細長いお米、あれと同じ長粒種に区分されるお米です。

モルディブで始めに目にしたインディカ米は朝食ビュッフェの時、大きな鍋に中に入っていました。
片手にサラダやオムレツの乗ったお皿、反対の手にはフルーツジュースを持ち、おたまの入ったその鍋を見た私は「スープも欲しい!」と蓋を勢い良くパカッ。「・・・???真っ白なスープ?チャウダー?」
内容が示されたプレートを見ると、“Rice porrige”お粥だ!! でも日本のお粥とはやっぱり様子が違います。見慣れたお粥はとろみがあって、ご飯の粒が見えますよね?インディカ米のお粥は粘りがない為ほんとにシャビシャビ、デンプンでうっすら白く濁ったスープのなかにお米が沈んでいるような感じです。そして面白いのがその米粒。縦にはじけて(裂けて?)いるんです。
日本米のお粥は水をたくさん含んでもそのまま米粒が大きくなった感じですが、インディカ米をお粥にするとこうなるんだ〜と妙に感心。
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お味の方は・・・うーん、分かりやすくお伝えすると「米菓子(ポン菓子)に水
を含ませた感じ」もそっとした食感です。
付け合せには野菜をキムチに浅く漬けた様な漬物があり、しょうゆも置いてありました。これはこれで、いつものお粥と全く別のものとして食べれば美味しいと言えるのでは・・・?

毎日あまり減っている様子がなかったこのお粥、私は2日に1度は食べていました!

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